BABYMETAL/ベビメタ/ベビーメタルが2020年紅白出場「イジメ、ダメ、ゼッタイ」を熱唱!2名のメンバーはYOSHIKIとENDLESS RAINで共演!

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 2020年の年末に開催されたNHK紅白歌合戦は紅組の大勝利でしたね。

 今回は、何といってもテレビ出演が少ないBABYMETALが紅白出場で、いったいどのような演出がされ、演目であるイジメ、ダメ、ゼッタイではSU-METALの歌唱力やBABYMETALの魅力がどのように伝播されるのか興味深々でした!

 BABYMETALを紅白歌合戦や、年末の相次ぐTV出演で初めてみて興味がでた方はもちろん、BABYMETALのファンの方も一緒にふりかえってみましょう!

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アベンジャーズBABYMETAL「・・・そろそろ出番ね」

  さて、本題に入る前に、BABYMETALってなに!

 という方向けにダイジェストです!

 

 BABYMETALのメンバーは2名じゃないの?3名いたよね?

 いやいや、

 3名なのになんでYOSHIKIとのENDLESS RAINの共演には2名しかでてなかったの!

 なんて疑問になった方いますよね。

 詳しく知りたい方はこちらのブログ記事を参考にしてみてくださいね。 

suxzuxme.hateblo.jp

紅白初出場ですがなんと、

 BABYMETALは、10年も活動しているベテランアーティストです。

ざっくりしたお話やおすすめCD,映像作品はこちらのブログ記事も参考にしてみてください! 

suxzuxme.hateblo.jp

 最新のメディアはこちらです!

BABYMETALをダイジェストで見るならこちらのセットがお勧めですよ! 

「10 BABYMETAL YEARS」(初回限定盤C)[CD+Blu-ray]

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  • アーティスト:BABYMETAL
  • 発売日: 2020/12/23
  • メディア: CD
 

 初回限定に間に合わなかったらこちらです。

BABYMETALがギュギュっとつまった音楽で語るBABYMETAL10年の奇跡ですよ! 

「10 BABYMETAL YEARS」(通常盤)[CD]

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 前置きが長くなりましたが、

2020年紅白出場のBABYMETALをふりかえってみましょう!

BABYMETAL紅白初出場

 BABYMETAL紅白初出場の演出はどのようなものだったか、ふりかえってみましょう。

BABYMETAL紅白の演出

 残念ながらBABYMETALと司会者との絡みは一切なく、

BABYMETALを紹介する映像とテロップが挟まれ、短く再構成されたイジメ・ダメ・ゼッタイを演奏する

 というものでした。

 しかし、抜群の音響やBABYMETALと言ったら炎の演出というお決まりでBABYMETALの魅力の一部を演出されたんではないかと思います。

 ただ、やはり神バンドによる超絶テクニックの間奏などもいれてほしかった!

神バンド 

  神バンドといえばBABYMETALのメタル音楽を支える柱といっていいでしょう。

 

 2019年頃から開始された海外ツアーではアメリカのアーティストを中心とした神バンド、”西の神”と言われる方々の登場もありました。 

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 これに応じて、いままで日本人演奏者中心だった神バンドを”東の神”と呼ぶようになりました。

 今回の紅白歌合戦の神バンドを務めた”東の神バンド”はだれなんでしょうか!

 

 神バンドはBABYMETALのバックバンドで演奏者は非公開なのです。

 しかし、ファンの間では神バンドもBABYMETALクルーの一員として認識されていて、今回もファンの間で神バンドの特定が行われています。

 この特定もBABYMETALの楽しみの一部なんですよね。

 さて、今回の神バンドは!

紅白歌合戦”東の神バンド”メンバー
  • ステージ上手側:Ledaさん
  • ステージ下手側:大村孝佳さん
  • ベース    :BOHさん
  • ドラムス   :青山英樹

みなさん、神バンド以外でも活動されている日本の凄腕アーティストたちです。

ですから、東の神ですね。

 

イジメ、ダメ、ゼッタイでは間奏時に、神バンドのテクニックを見せつける演奏がはいるのですが、今回の紅白の2分ほどの演出ではカットされていました。

 

本当に残念ですね。

 

さて話は変わり、BABYMETALのメンバーはSU-METAL、MOAMETALの2名なんですよ。

でも、パフォーマンス中は3名になっていましたよね?

これはいったいなぜなのでしょうか?

メンバー3人目の正体!

メンバー3人目のメンバーの正体は如何に!

 

それはアベンジャーズとして参加している

岡崎百々子さん

です。

 

え?

アベンジャーズってなんなの?

そんな方も大丈夫。

冒頭ダイジェストのブログ記事でもご紹介しましたが、このアベンジャーズについてはもうすこし詳しいブログ記事もありますので時間があればどうぞ。 

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このアベンジャーズはサポートダンサー3名の総称です。

BABYMETALのライブや出演時のパフォーマンスを行う時に、このアベンジャーズから1名が選出され参加する方式なんですね。

 

では、この3名のお名前は!

 

と紹介したいところですが非公開メンバーとなっています。

 

しかし、神バンドと同じく特定され、ファンの間では特定され以下のように言われています。

アベンジャーズのメンバー

鞘師里保さんって、あのモーニング娘。の!

そうなんですよ。

 

 モーニング娘。から鞘師里保さんファンの方も芸能界に復帰という面から、

 BABYMETALファンからもアベンジャーズとしての鞘師里保さんもそのパフォーマンスの高さから、

 大歓迎となりました。

 

 藤平華乃さん、岡崎百々子さんもBABYMETALの母校と呼べる成長期限定アイドルユニット「さくら学院」の選出ということもあり同様にBABYMETALのファンからは大歓迎となりました。

 

 そうなです!このスパースターともいえる3名の中から、一名がライブに参加するのデス。

 

 今回のパフォーマーは誰か!

 

 というのは各ファンも固唾をのみ一喜一憂するという新しい楽しみとなり、新たな価値も提供されることになりました。

 

 しかし、2020年後半から鞘師里保さんは芸能活動に復帰され、藤平華乃さんは@onefiveとしてメジャーされていますので、このお二人はBABYMETALのバックダンサーとしての参加は今後望めない状況なんですよ。 

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  現在は、2019年から始まったアベンジャーズとしては岡崎百々子さんだけが残っている状況なんです。

 

 ですから、紅白歌合戦へのアベンジャーズ出場が岡崎百々子さんというのは順当な運びといってよいでしょう。

 そんな岡崎百々子さんを加えたイジメ、ダメ、ゼッタイのフォーマンスは素晴らしいものでした。

”イジメ、ダメ、ゼッタイ”という曲が演奏された意味

 さて、振り向かず前進することがモットーのBABYMETAL。

 紅白歌合戦で披露する演目がイジメ・ダメ・ゼッタイというファーストアルバムからの選曲であったことに違和感を思えました。

 しかしそれは、BABYMETALの今を知らせる楽曲ではなく、10年目のBABYMETALの様々な節目としての選曲なのだろうと考えます。

 なぜなら

”イジメ・ダメ・ゼッタイ”は10BABYMETALの始まりの曲

 だからです!

海外の人気を確定させた曲

 イジメ、ダメ、ゼッタイの紙芝居が流れた時、大観衆で埋め尽くされたソニスフィアの会場の雰囲気が変わった。

 

 2013年にイギリスで開催された本格的な野外メタルフェスにちっさな3名の女の子が出演しました。

 その会場では、

 カワイイ3人組の女の子がメタルの真似事をしている、

 まぁ、東の把持からきた女の子たちのちょっとしたおふざけに付き合ってやるか!

 という失笑を交えた雰囲気から

 

 おや、音楽性も悪くない

 

 あれ、次々と乗れる曲が。。。

 

 そんな失笑がハッピーな笑いとノリノリの激しいモッシュにどんどん変化し、BABYMETAL独特の雰囲気につつまれ盛り上がりを見せる会場。

 

 このイジメ・ダメ・ゼッタイの紹介ともいえる紙芝居では、

 「Why do people hurt each other?

  Who do they hurt them for?」

 と始まり、

 「No more bullying forever」

 で括られるメッセージが流れた時、

 紙芝居で語られる真っすぐとしたメッセージは会場に少し残っていたホンワカムードを一蹴し、観衆全体の気持ちが”本物である”という認識に変わったように感じられました。


BABYMETAL - Ijime,Dame,Zettai - Live at Sonisphere 2014,UK (OFFICIAL)

 その証拠に、この演目の最後には、BABYMETALへアンコールを求める合唱が会場から溢れました。

 まさに、”海外で人気”のBABYMETALが誕生した瞬間でもあったのです。

オリジナルメンバー3名が揃っていた曲

 イジメ、ダメ、ゼッタイはファーストアルバムに収録された曲。

 しかし、同時にシングルCDによるメジャーデビュー曲でもあったのです。 

2013年1月9日メジャーシングルデビュー曲

 アイドル界に”ダークヒロイン”というキャッチフレーズでメタル音楽を主軸にした”BABYMETAL”が誕生した瞬間です。 

「イジメ、ダメ、ゼッタイ」 通常盤CD

「イジメ、ダメ、ゼッタイ」 通常盤CD

  • アーティスト:BABYMETAL
  • 発売日: 2013/01/09
  • メディア: CD
 

 イジメ、ダメ、ゼッタイは、オリコンチャートでは、デイリーシングルランキングで初登場5位、週間シングルランキングでは初動1万9000枚を売り上げ6位にランクインしました。

 この時、オリジナルメンバー

  • SU-METAL
  • YUIMETAL
  • MOAMETAL

 が、メタルという音楽も未開なら、本格的なアイドル活動への夢と希望を膨らませた時期の楽曲でなのです。


BABYMETAL - イジメ、ダメ、ゼッタイ - Ijime,Dame,Zettai (OFFICIAL)

ミュージックビデオの中には活き活きとしたオリジナルメンバーの3人。

 

なぜ、現在のメンバーが2名になったかは、冒頭のダイジェストでご紹介していますが、もう少し詳しく知りたい方はこちらのブログ記事もどうぞ 

suxzuxme.hateblo.jp

 

NHK紅白歌合戦バージョンのショートバージョン

 イジメ、ダメ、ゼッタイはシングルCDの発売前にNHKでも演奏されていました。

 デビュー頃は結構、ラジオやテレビに出演していたんですよね。

  この頃はまだ神バンドをバックバンドにすることが定常化していませんので、イジメ、ダメ、ゼッタイの成長をみるという意味では今回、紅白歌合戦で間奏がなく、神バンドの演奏が入らなかったというのは必然的なのかもしれません。

 BABYMETALの10年のコントラストを明確にするためにも。

 

 いやぁー・・神バンドも、含めて成長録にしてほしかったけど(^^;

 

  とまぁ、メインのBABYMETALの出演はこんな感じでしたが、なんとX JAPANのYOSHIKIさんのピアノをバックに複数のアーティストがENDLESS RAINを歌うという夢のような共演がありました。

YOSHIKIとENDLESS RAINで共演 

 YOSHIKIさんといえば、X JAPANですよね。

BABYMETALとX JAPAN

 BABYMETALを語るときX JAPANのオマージュを避けては通れません。

 なんといっても、2013年に海外進出を本格的に行う際の発表では、

 BABYMETAL JAPAN

 と名乗りファンをニヤリとさせたこともあります。

 というのも”X”も海外進出時に海外に同名のバンドが存在していたこともあり、”X JAPAN"と改名したことをご存知の方も多いかと思います。

 ですから、このお話を聞いたときBABYMETALのX JAPAN愛を知るファンとしては、BABYMETALとYOSHIKIさんの共演を望んだのですが、、、

 まぁ実際はYOSIHIKIさんと関係が深いアーティスト達との共演でした。

 それでも、その映像は衝撃的で感動の嵐でしたよ!

Brian and Roger mark New Year’s Eve with Sarah Brightman and Yoshiki

 youtobeのQueen Official チャンネルにアップされた紅白歌合戦です。 


Brian and Roger mark New Year’s Eve with Sarah Brightman and Yoshiki

 

 そこにはマイクを持ち歌うMOAMETALの姿が!

 動画の後半にはちゃんとMOAMETALの名前のテロップもでていますね。

BABYMETALのMOAMETALとして歌う!

 YOSHIKIさんのピアノをバックに”紅”を熱唱するSU-METALっていうのを夢見ていましたがまぁ、そんなことはなく。

 しかし、ハッピーサプライズはMOAMETALもSU-METALと同じ舞台でマイクをもって歌ったという事実でしょう。

 

 なぜならMOAMETALの夢はステージでセンター歌う事。

 そして、そのステージが紅白歌合戦となったのです!

 センターで!とは言えませんが堂々とした姿に、夢の具現化に感涙でした!

 

 MOAMETALはスクリーム&ダンスを担当ということで、BBM*1やライブ内で一部歌うことはありましたが公の場でBABYMETALとして歌ったことがなっかったのデス。

 そう!これが初だから、この事実が重要なのです。

 

 今回を皮切りに今後もMOAMETALの封印も解いていく方向で是非活動してほしいものですね!

 おねがいします、チームBABYMETAL!

 

最後に

 2020年12月31日に2020年最大の見せ場があったと言ってよかったんじゃないかな!

 できれば、すこしトークを入れてほしかったというのはありますね。。。

 

 今回、イジメ、ダメ、ゼッタイを選んだことはすごく考えさせられました。

 

 本文では、”BABYMETALの原点だから”ということをメインに書いていますが、簡潔に言えば紅白初出演にオリジナルメンバーであるYUIMETALの痕跡を残したかったのではないかなぁって思いました。

 

 そこには昨今流行りの卒業する”アイドル”達のあり様に対する、BABYMETALとしての”アイドル”道への思いなんではないかなぁと。  

 

 

 昨今掲載された雑誌の中で「BABYMETALに自ら縛られていたことに気が付いて、やっと自由になった」というコメントがありました。

 

 これはメタルフォーマットの縛りのことなのか、BABYMETALはオリジナル3名であってこそ・・という縛りなのか。

 

 ふっ切れたというより、むしろ、このコメントは今まさに、大人になったSU-METAL、MOAMETALが、得体のしれない壁にぶち当たり窮屈さを感じているのではないかと感じています。

 個人的にはこの壁は”アイドル”道ではないかと思っています。

 

 紅白歌合戦で紅組が優勝し、ぴょんぴょん跳ねて喜んでいる二人を一瞬みた時、とても胸を締め付けられるような気がしました。

 メタル音楽の様式美

 そんな言葉で、彼女らのやりたいことを制限しているんじゃないか、そう考えると。

 

 BABYMETALへの回帰と破壊

 

 なにをどうやってもいいんです。

 SU-METAL、MOAMETALが望む”アイドル”道がまさにBABYMETALなのですから。

 

 

 2021年も目を離せないBABYMETALだ!と再実感する紅白歌合戦でした!

 

あぁ、今日は時間となりました。

 

続きはまた今度! 

*1:ブラックベーメタル:旧メンバのYUIMETALとMOAMETALがボーカルを務めるBABYMETAL内のユニット。YUIMETAL脱退後は楽曲ともに封印されたままである

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