BABYMETAL 目黒鹿鳴館からSummer Sonic 2012への軌跡。「メタルレジスタンス1章」夜明けの物語

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 BABYMETALの物語は2010年から始まり、2012年までには4曲の新曲を発表し次第に注目されていきます。しかし、BABYMETALは、インディーズCDという形で「ヘドバンギャー!!」を発表しています。これは、伝説の始まりに“ストレンジ感”を醸すための演出だったのでは!とかおもっちゃいます。

 このようなユニークなアプローチはBABYMETALが、この時期から、ナンバーワンではなく「オンリーワン」を目指していた証ではないでしょうか。

 さて、もっとBABYMETAL黎明の時代を詳しく知りたくないですか?

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ライトサイドBABYMETAL


 2010年の結成時期からBABYMETALはライブを主体として活動しています。

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 そして、2012年半ばからワンマンライブの開催も増えていきます。

 今回は、その黎明の時期のお話です。

 

 その物語は、まずメタルの聖地・目黒鹿鳴館から始まります。

目黒鹿鳴館でライブ「LEGEND 〜コルセット祭り」 

 7月21日、目黒鹿鳴館でライブ「LEGEND 〜コルセット祭り」を開催します。

 

 目黒鹿鳴館とは、1980年にOPENし、ロックを中心に主にアマチュアバンドが夜毎熱いLIVEを繰り広げる老舗のライブハウスだそうです。

 ジャパニーズ・メタル全盛期、INDIES ROCK創世、VISUAL系創世と数々の伝説のまさに、その現場が目黒鹿鳴館でした。

 そして、このような伝説を作り続けた目黒鹿鳴館をBABYMETALはスタート地点に選んだのです。

 

 それは、将来”BABYMETAL”の伝説がスタートした場所であるという軌跡を残すためではないでしょうか?

 

 では、BABYMETALの物語に戻りましょう。

  目黒鹿鳴館ライブではインディーズCD「 ヘドバンギャー!!」の初回限定盤の購入者特典に、入場チケットの抽選券を添付したようです。 

youtu.be

 

 そして、この抽選で選ばれたおよそ300人のファンが参加するプレミアムライブという形で初のワンマンライブを開催しました。

 このライブのラストは、X JAPANを模した、SU-METALの「We are~?」の叫びに観客が、「BABYMETAL!」と応える、今もなお続くエンディングコールを行っています。

 そして、SU-METALがステージ上のドラを勢いよく叩いて倒れる演技もありました。

 これは、後にイギリスで行われたライブでも行われた演出ですね!

 最近はこういう演出がちょっと少なくて寂しいかな。

 

 そして、ライブは、いったん閉幕します。

 しかし!場内に10月6日にワンマンライブのアナウンス!、さらにアンコールと言わんばかりに「ヘドバンギャー!!」に続くという演出だったようです。

 

 まさに、伝説的の始まりを意識したドラマティックな演出がとられていたんですね!

セットリスト

  1. ド・キ・ド・キ☆モーニング
  2. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
  3. いいね!
  4. イジメ、ダメ、ゼッタイ
    ーアンコールー
  5. ヘドバンギャー!!
  6. BABYMETAL DEATH

  しかし、驚きはここで終わりません。

 

 発表された10月6日にワンマンライブの前に、サマーソニックに出演するのです!

 その発表は、TOKYO IDOL FESTIVAL 2012 のライブで発表されました。

TOKYO IDOL FESTIVAL 2012

 2012年8月4日、国内最大級のアイドルフェスティバルTOKYO IDOL FESTIVAL 2012のDOLL FACTORY 「Rock'n on IDOL SHOW」にBABYMETALは参加します。

 「Rock'n on IDOL SHOW」の1番手で演奏し、会場は入場制限もかかったようです。

 演奏中はメタルよろしくモッシュも発生し、BABYMETALシャツを着た方も多く来場していたという話ですね。

 この当時から、コアなファン層が広がっていったのだと思われます。

関連リンク

LINE UP | TOKYO IDOL FESTIVAL 2012

セットリスト

  1. ド・キ・ド・キ☆モーニング
  2. いいね!
  3. ヘドバンギャー!!
  4. BABYMETAL DEATH (Short Ver.)

 このフェスの終わりにSU-METALからサマソニ2012へ急遽参加表明の報告がありました。

 その時、その報告に会場はどよめいたとのことです。

  この辺りは計画的というよりはBABYMETALの話題性も功を奏し、いっちょでてみない!?みたいな。

 BABYMETALはチャンスをつかんだというべきなんだと思います。

 

 ともあれ、どんな形であれ、あのサマソニに出演するBABYMETALなのです。

Summer Sonic 2012

 8月19日、サマーソニック東京会場幕張メッセのSIDE-SHOW MESSEに出演します。

  とは言っても、SIDE-SHOW MESSEは、お笑い芸人で占められているような枠でした。

 とは言えサマーソニック出演時SU-METALは14歳、YUIMETAL、MOAMETALは13歳のサマソニ史上最年少となります。  

 そして、どんなライブでも全力のBABYMETAL

 急遽決まったということもあるようで、出演はリハーサル無しで行われたようです!

 ですが、会場はかなり盛り上がりました!  

 

  また、この後、幾多のライブを重ね、実力と名声をつかみ、ついにはサマソニのマウンテンステージのトリを務め、大阪公演では初の入場規制がかかるほどの人気となります。

 しかし、このお話は2019年を待たねばなりません。

セットリスト

  1. ド・キ・ド・キ☆モーニング~いいね!のメドレー
  2. ヘドバンギャー!!
  3. BABYMETAL DEATH

 そして、またしてもフェスの最後に既報であるBABYMETAL ワンマンライブ 「I、D、Z~LEGEND “I”」に加えて、

 11月10日、東南アジア最大級のアニメフェス「Anime Festival Asia Singapore 2012」への出演を報告します。

そうです!

初海外ライブ

です!

 しかし、その前に「I、D、Z〜LEGEND“I”」でアンコールとなる、「 ヘドバンギャー!!」、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」で、神バンドの初降臨を迎えるのです!

 2012年のBABYMETALはまだまだ、衝撃のライブが続きます!

 最後に

  この時代はアイドルフェス、ロックフェス問わず出演し、BABYMETAL自身も、またファンも、BABYMETALの方向性を確認していた時期ではないかと思います。

 

 Anime Festival Asia Singapore 2012への参加も海外公演チャンスとばかりに参加しますけれど、たしかサイン会とかもやったんですよ!

 この辺はまだまだアイドル色も強かったんですね。

 

 まだ、生バンド、すなわち神バンドではない時期ですが、それでも本格的なメタルサウンドをベースに3人のメンバーが歌って踊るというコンセプトは崩さず、BABYMETALは進んでいますね。 

 

あぁ、今日は時間となりました。

 

続きはまた今度!

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